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研究所案内

現代のキャリヤ志向の若者は大変でしょう。
以前も猛烈サラリーマンはいましたし、競争を生き抜かなければなりません。
しかし現代の競争は相手が多い、昔ならばリングに上がってこれなかった発展途上国の人を含め世界中の人々が競争相手です。また競争の内容も高度になっているので、競争の前の準備、技術習得も大変です。この厳しくなった競争の中を生きる為には心が<折れない>工夫も必要です。
回転ケージ(檻)の中のハツカネズミのように、ただ努力を重ねても愉しくありません。競争を楽しむぐらいでないと、長い競争に生き残れません。その為の心の手入れ、言葉を換えれば自由な発想で、要領良く、問題に取り組まなければいけません。
例えば、競争の準備として語学だ、デジタルリテラシー(デジタル技術の理解・習得)だ、プレゼン力だと必要な事はたくさんありますが、何でもかんでも覚えれば良いというものではありません。一日の時間は限られているし、技術習得以外にしなければいけない事も多いのですから、工夫が要ります。
そこで私の勧める工夫とは、

必要の無い事は覚えない

一時期キャリアウーマンの憧れの的と言われたK女史は、なんとかの法則とか、なんとか理論では、と他人の考えを滔々と解説し人を煙に巻いていましたが、私たちが必要としているのは実践で使える技術であり、実践で役立たない知識(雑学)は必要ありません。必要な事だけを最小限の努力で身につける。頭で理解するだけでなく体で会得する、ことが必要です。

物を覚える時は、それが役に立つ場面と関連付けて覚える

英単語を覚える時、PCアプリのコマンドを覚える時、それだけを覚えようとしてもなかなか記憶に定着させる事は難しいものです。一つの理由は、覚える時にそれが何の役に立つのか分からないからです。いわゆる記憶のためのインセンティブ(やる気を起こさせる物―利益)が無いのです。そこで自分の得になる事と関連つけて覚えれば学習効果は高くなります。そこで何事も、それがどのように、ありがたいのかと関連付けて覚えれば、記憶に残りやすく実践にも即応できます。

分からない事は、とりあえず分からないままにしておく

忘れてはいけないけれど、分からない事に囚われすぎて、立ち止まっていてはいけません。物事は関連しているので、分からない事を意識したまま(持ち続けたまま)他の事を勉強していればある時、分からない事の前提に小さな穴があき、そのうち前提が崩れて分からなかった事が突然氷解したり、分かる為のヒントを得たりする事があります。 これは分からない事を意識し続ける事により、分からない事に対する感度が高まるからではないでしょうか。(わからない、分からない、とあわてる事はありません。その場に立ち止まって悩み続けるのではなく、一周回って戻ってくれば自然と分かる事もあるのです。

本サイトでは実践英会話や、実践パソコン術など直接関係の無いように思われる話題を取り上げていますが、これらは自由な発想で要領良く問題に取り組むという考え方の事例でもあります。

 

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