竹人形 龍踊

龍踊(じゃおどり)は全国各地にあるようです。中国の雨乞いの儀式が渡来し、それが各地に広がったのでしょう。
太陽を表す玉を龍が飲み込むと、空が暗転し、雨雲を呼ぶと信じられていたのでしょう。
ここの竹細工の龍踊は竹の節を上手に利用し、龍の頭や胴、龍の担ぎ手を生き生きと表現しています。(節の大きさから篠竹よりも更に小さいので、実際は笹を使っているのかもしれません)
同様の竹細工に阿波踊りを扱ったものがあり、これは今でも徳島県で作られているようで、この龍踊も同じ地方のものではないかと思われますが、残念ながら今でも作られているかは不明です。

サイズ


幅  :103mm
奥行き:35mm
高さ :89mm
重さ :41g
(台座含む)
“神は細部に宿る”といいますが、細部を作りこむことによって良さが出てくる事は物であれ場面であれ感じることです。
この細工も龍の胴のうねりや、担ぎ手の姿勢、表情など細かい点を丁寧に作りこんでいて、見飽きることがありません。
1 2

 

このサイトは個人生活を健やかに、愉しく、 企業活動を闊達にして、 持続可能な社会作りを目指します
Copyright © しなやか暮し研究所 2012 All Rights Reserved.