祇園祭を観た事はありませんが、大きな夏祭りとしてテレビなどで紹介され知っています。
祭のハイライトは30〜数基の山鉾の巡行であり、豪華な織物で飾られた山鉾のねり行く姿は壮観な物だと思います。
この民芸品は山鉾巡行の先頭を切る長刀鉾、長刀(長刀)鉾と書いて、巡行の順番があらかじめ決められており、くじを引かなくても良い事から<くじとらず>と呼ばれる鉾を模した物です。
手のひらに乗せても重さを感じないような作りですが、山鉾の乗り手だけでなく、山鉾の中には米粒大の大きさの稚児も乗っています。
長刀鉾の屋根の上、鉾先には鉾の由来でもある長刀が簡単ながらも巧みに形作られています。鉾の四面は印刷ではなく、薄い布が貼られ、今では色が褪せてしまいましたが実物のゴブラン織りの絨毯を思わせる作りになっています。
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サイズ
幅 :30mm 奥行き:50mm 高さ :62mm 重さ :11g
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