発音をまねる

もともと英語の発音は得意ではありません。発音記号も良く分かりません。
そんな私ですから発音の表記はどうしてもカタカナになります。ジョン・万次郎の時代の「掘ったイモ、いじるな(what time is it now?)」です。
それでも良いと思っています。必要なのは音をまねることであり、耳が英語を聴き分ければ、それをどのように表記してもかまわないでしょう。
第一、後から知った事ですが、英国人の英語と米国人、豪州人の英語それぞれ発音が大きく違います。
米国人同士でさえ、テキサス生まれの人は「シカゴの人は早口で発音も違うから、何を言っているのか半分分からない。」と言っていました。
だから発音記号をまねても、それがそのまま通じる保証はありません。それよりも相手の発音の特徴に耳を慣らして想像力を働かして聴けば発音のハンディはある程度埋め合わせられると思っています。
その為に、英語発音への慣れを加速するために、カタカナ表記で発音の特徴を際立たせてみましょう。

Hot Apple

ハット オップル

30年程前、私が初めて長期出張に行った米国南部のアラバマ州ハンツビルは、西海岸と違い日本人を見かける事のない町でした。
当然日本食レストランもヤオハンのような日本食材屋さんもありません。ある日、朝食を取りにハンバーガー屋さんに入ったのですが、朝10:00まではパンケーキやパイ、ワッフルなどの軽食しか出していないという事で、仕方なくコーヒーとアップルパイを頼む事にしました。
カウンターでHot Apple、please.少しは英語らしくホッ、ァプルと発音しましたが、通じません。
少しづつ発音を変えながら何度か頼みましたが通じずに、しびれを切らしてメニュ―を指さして頼みました。
するとカウンターのお兄さんはハットオップルと厨房に向けたマイクに言っています。
ハット オップル Hat Opple
A→O、O→Aという発音変換がおこなわれています。
この発音変換をその後、何ヶ所かで試しましたがどこでも通じました。例えば、Holiday=ハラデーという具合です。

Van(米国の1Boxタイプの車)

ヴァーン

日本人の苦手な発音としてRとLが良くあげられます。しかしそれ以外にも「ちょっとぐらい発音が違っても分かるだろう」と思う発音はいくつかありBとVもその一つです。
日本人の同僚がある時、米国人の同僚に、I saw him in the Van parking there.(彼があそこの駐車場に止まっていたVanの中にいたのを見た)と言ったのですが、通じません。
Vanの発音が日本語のバンだったせいでしょう。私が下唇を上唇に押し付けてヴァーンと発音したところ、「なんだ、そうか」ということになりました。
このV = ヴという発音はこの他にも
Average = アヴェレッジ
Vintage = ヴィンテージ
など、数は多くはありませんがブッでは通じないことからして、英語圏の人にはRとLの違いと同等の違いを感じる語なのだと思います。

Anti

アンタイ

日本にはカタカナ外来語が多くあるので、英語を使うときの助けになる事もあるのですが、逆に方から外来ごと似ていない発音の言葉も多くあります。
そこでそれらの用語を一度元々の発音で聞いておけば、違いが大きいだけに印象に残り覚えやすいかもしれません
Horrible ハラブォ
Terrible テラブォ
Totalトートー
Convertible car コンバータボー
Unti-Virus アンタイヴァイルス
Little リロ
Semi formal セマイフォマォ
Pick it up ピケラッ
Not yet ナイエ
Come on in カモニン
What’s the matter ワッザマラー
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