1932年生まれ
白土三平は「忍者武芸帳」など時代物で知られた漫画家ですが、ここで紹介するのは「シートン動物記」を漫画化した中の“灰色熊の伝記”です。
画風からすると「忍者武芸帳」から「カムイ伝」に至る時期、1963、4年頃の作品ではないかと思います。
代表作:忍者武芸帳 影丸伝、
サスケ、
カムイ伝
「忍者武芸帳」も「カムイ伝」も山河の自然描写から始まりますが、“灰色熊の伝記”も現在の米国:イエローストーン公園付近がまだ全く未開の地だった頃の風景から始まります。
地域の主として暮らしている灰色熊ワープの子熊から死に至るまでを描いた約300ページの中編です。