データの自己管理

iPad、iPhoneを一つのiTuneで管理していて困るのは、iPhoneとiPadで異なるライブラリ設定が簡単に行えないことです。
たとえばブックやムービーのライブラリに同期が設定されていると、ディバイスを接続した瞬間に自動同期が始まってしまい、iPhone用のライブラリ設定がiPadにも同期され、iPadのライブラリ設定が消えてしまいます。
したがってディバイスの接続前にiTuneのライブラリ設定を接続するディバイス用に設定しないと思いもかけずにライブラリの内容を失ってしまうことになります。フォルダーに対する同期の停止は同期が始まってからでも可能ですが、一瞬でも同期が始まればライブラリ設定の変更を完全にとめることは出来ません。自動設定は初期設定なのですが、関係する設定が二つあるので両方の設定を下記のように同時に変更する必要があります。

1.ディバイスの概要タブでの設定

ディバイスの概要タブでの設定

ディバイスの概要タブでの設定

ディバイスをコンピュターに接続し、iTuneを起動。iTuneにディバイスが表示されたら概要タブのオプションの中の<音楽とビデオを手動で管理>にチェックを入れます。

参考

 

 

2.iTune側への設定

iTune側での設定

iTune側での設定

次にiTuneの[編集] – [設定]でディバイスタブを開き、<iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない>にチェックを入れます。

参考

ディバイスは自動同期しない

ディバイスを接続しても同期は始まらない

 

 

 

 

以上の二つの設定でディバイス内のコンテンツは自動同期されなくなり、これはJobs氏の好みには反するかもしれませんが、iTune内のライブラリ構成とは関係なくディバイス内の構成を決定する事が出来ます。

 

 

 

 

ディバイスへのコンテンツの追加には二つの方法があります。

1.ライブラリ経由でコンテンツをディバイスにロード(同期)する

ライブラリへのコンテンツの導入

ライブラリへのコンテンツの導入

ライブラリへのコンテンツへの導入は[ファイル] – [ファイルをライブラリに追加]からでももちろん出来ますが、コンピュータのフォルダーから希望のファイルを選択し、直接ライブラリの近くまでドラッグして、ドロップすればコンテンツの導入が始まります。

 

 

ライブラリからのコンテンツの導入

ライブラリからのコンテンツの導入

 

次に、ライブラリに追加されたコンテンツの中から希望のコンテンツを選び、ディバイスの表示されている付近までドラッグしドロップすればコンテンツの導入が始まります。

 

 

 

 

 

2.コンピュータのフォルダーから直接コンテンツを導入する

ファイルからコンテンツの導入

ファイルからコンテンツを導入する

ライブラリの時と同じように、コンピュータのフォルダーから希望のファイルを選択し、直接ディバイスの近くまでドラッグして、ドロップします。

ディバイスへのコンテンツの導入

ディバイスへのコンテンツの導入

 

 

 

 

 

ディバイスに追加されたコンテンツは順次同期され、コンテンツの導入が行われます。

 

 

 

 

 

 

なお、ディバイスへのコンテンツの導入はライブラリ経由でも、コンピュータから直接でも任意に選べ、一方の方法で行った後、他の方法で行ってもかまいません。

カテゴリー: iPhone, iPad タグ: , , パーマリンク