シンボルを作成し、そのシンボルをタイムライン上で呼び出して使う場合、指定がないとタイムラインが再生が始まると同時にシンボルの再生も始まり、シンボル内に定義された動作が終了すると、タイムラインの再生が続いていてもシンボルは操作終了時の状態のままタイムラインの指定に従って表示されるだけです。
そこで、タイムライン上のいつシンボルの再生を開始するかと、シンボルの再生が1回終わっても、継続して再生するようループ再生を設定しておく必要があります。
- タイムライン上のシンボルの[再生]レイヤーの[+]ボタンを押して表示されるメニューから[停止]を選択。
- 再生ヘッドをシンボルの再生を開始したい時点に移動し、同じくメニューから[再生]を選択。
で設定します。
次にループ再生の指定は、タイムライン上での[再生]の指定だけでなく[コードエディター]を利用して、JavaScriptの命令を追加します。
まず、タイムライン上で必要な時間分シンボルの[再生を指定します。
- [ウインドウ]-[コード]を選択し、[コードエディター]を表示します。
- エディター左側の一覧から、ループ再生したいシンボルの右側にある[+]をクリックし、さらに、ポップアップしたウインドウの左側から[タイムライン]、右側から[complete]を選択(ダブルクリック)します。completeは、再生終了時に発生するイベントです。
- すると再生終了時に実行する処理を記述したウインドウがポップアップしてくるので、さウインドウ右側の処理候補一覧から[再生]をクリックします。
- こうしてコードウインドウの中に「sym.play();」という命令文が記述されます。