WWWの世界でHTMLをやりとりするために定められた通信プロトコルが「HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)」です。
この通信プロトコルとは情報をやりとりするための取り決めのことで, 主に「情報の伝達方法」と「情報の意味づけ」を規定する。
といったことは知識として知っていても、それを具体的に視てWebサーバとWebブラウザが実際にどのような通信をしているのか理解する人は少ないでしょう。
そこで、実際の通信がどの様に行われているか確認するためのツール、横取り丸とlnetSpyを紹介します。
横取り丸は,プロキシサーバ(ProxyServer)の仕組みを使ってWebブラウザのHTTP通信を途中で横取りし,横取り丸に組み込まれたInetSpyがそれを記録します。
どちらも有限会社サイトー企画殿が公開しているフリーソフトウェアなので、ダウンロードリンクを検索して、ydm198_signed.exeとinetspyll signed.exeというファイルをダウンロードします。
1)ydml98_signed.exe をダブルクリックして横取り丸をインストールします。
2)横取り丸のインストールが終わったら,続けてinetspyll_signed.exeをダブルクリックしてInetSpyをインストールします。
3)横取り丸を起動し、隠れたインジケータの中の横取り丸アイコン右クリックして、InetSpyをクリックしてInetSpy画面を表示します。
4)InetSpyの画面からから[ファイル]-[ログ取り開始]を選択し、画面のタイトルが「InetSpyーログ取り中」に変われば準備完了です。