サーブレットを呼び出しは以下の様に行います。
http://<ホスト名>:<ポート番号>/<コンテキストルート名>[/<疑似パス名>]
その為には、サーブレットを次のように切に配置するとともに付随した情報を適切に配置しなければいけません。
なお、コンテキストルート名とは、tomcatがインストールされたホルダーのwebappsの下に置かれるフォルダー名の事であり、疑似パスとは起動したいサーブレット名を外部に隠蔽するための疑似的なパス名の事です。
コンテキストルートの直下にはサーブレットのパケージ群ごとのフォルダーを置き、その下に各パケージ毎に下図のフォルダー構成で必要なHTMLファイルやXMLファイル、classファイルを置きます。
下記の図ではiLXXというフォルダーがサーブレットのパケージ群ごとに与えられたフォルダーです。このフォルダーにはコンテキストルート名だけが呼ばれた時にtomcatが自動的にブラウザに送るページであるindex.html()が置かれます。
また、このフォルダーにはWEB-INFフォルダーを配置し、このホルダー内の起動したいサーブレット名と疑似パス名を紐づけるweb.xmlファイルとclassesフォルダーを作ります。さらにclassesフォルダー以下にはclassファイルのpackage情報に対応したフォルダー構造を作り、サーブレットのソースファイル(ソースファイルは別の場所でも可)およびクラスファイルを置きます。
サーブレット名を外部に隠蔽するためのweb.xmlの記述については別項目を参照ください。